Intel Arc & Iris Xe 32.0.101.6460 / 6259ドライバ公開。FF7リバースに対応
FF7リバースことFINAL FANTASY VII REBIRTHをサポートしたIntel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6460 非WHQLドライバおよび32.0.101.6259 非WHQLドライバドライバが公開されました。
備考
32.0.101.6460 非WHQLドライバはArc AシリーズやCore Ultra用(Arrow Lake、Meteor Lake、Lunar Lake)、32.0.101.6259 非WHQLドライバはArc Bシリーズ専用となっています。
新たにサポートされたゲームタイトル
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6460 / 6259ドライバでは、新たに以下のゲームタイトルがサポートされています。
▼Arc Aシリーズ / Core Ultraシリーズ
- FINAL FANTASY VII REBIRTH
最適化されたゲームタイトル
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6460 / 6259ドライバには以下のゲームタイトルの最適化が含まれます。(向上率は32.0.101.6458 / 6257ドライバとの比較)
▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)
- FINAL FANTASY VII REBIRTH (DX12)
- 1080p / Medium設定で平均fpsが最大9%向上
▼Arc Bシリーズ
- FINAL FANTASY VII REBIRTH (DX12)
- 1080p / High設定で平均fpsが最大12.8%向上
- 1440p / High設定で平均fpsが最大11.6%向上
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6460 / 6259ドライバ対応製品
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6460 / 6259ドライバは、以下の製品をサポートします。
- Core Ultraシリーズ
- Intel Arc Bシリーズ
- Intel Arc Aシリーズ
- Intel第14世代
- Intel第13世代
- Intel第12世代
- Intel第11世代
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6460 / 6259ドライバで修正された不具合
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6460 / 6259ドライバで修正された不具合はありません。
既知の不具合
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6460 / 6259ドライバには、以下の既知の不具合があります。Arc Bシリーズの登場と、ソフトウェアをIntel Arc ControlからIntel Graphics Softwareへ変更したことで、現時点ではかなり多くの不具合を抱えています。
▼Intel Arc Bシリーズ製品
- F1 24 (DX12)において、XeSS FGを使用すると、表示がおかしくなったりアプリケーションがクラッシュする場合があります
- ゲーム中にXeSS FG設定を変更するとアプリケーションがクラッシュする場合があります。レースが始まる前に設定しておくことをおすすめします
- [ALT] + [Enter]ショートカットは表示モードをフルスクリーンにする変更する場合があります。しかし、XeSS 2ではサポートされていないため、ゲームがクラッシュする場合があります
- MLPerfをマルチGPUシステム環境で実行すると、エラーが発生する場合があります。回避策として、iGPUを無効にすることをおすすめします
- Topaz Labs Photo AIにおいて、特定の画像補正操作で表示がおかしくなる場合があります
- Magix Vegas Proでスタイル転送機能を使用すると表示がおかしくなる場合があります
- Dassault Systèmes CATIAで HQAOオプションを使用すると、アプリケーションがクラッシュする場合があります
- Adobe Lightroom Classicのパフォーマンスが想定よりも低い場合があります。その場合、以下の設定を行ってください
- 『編集』(Edit) → 『環境設定』(Preferences) → 『パフォーマンスオプション』(Performance options)で『グラフィックプロセッサー』(Graphics Processor)を『カスタム』(Custom)に設定し、『ディスプレイにGPUを使用』(Use GPU for Display)、『画像処理にGPUを使用』(Use GPU for Image Processing)、『書き出しにGPUを使用』(Use GPU for Export)オプションを選択してください
▼Intel Arc Aシリーズ製品
- Call of Duty: Black Ops 6 (DX12)の一部のキャンペーンシナリオにおいて、影が想定以上に暗くなる場合があります
- Topaz Gigapixel AIにおいて、イメージのエクスポート中にクラッシュする場合があります
- Adobe After Effectsにおいて、プレビューウィンドウでの再生中にちらつきが発生する場合があります
- Cyberlink Power Directorにおいて、プレビューウィンドウやエクスポートした動画にテアリングやラグが発生する場合があります
▼Intel Core Ultra Series 1 (Arc iGPU)
- PugetBench for Davinci Resolve studio V19において、ベンチマークプリセットをExtendedに設定するとエラーが発生する場合があります
- Davinci Resolve Studio v19.0において、OpenVinoテストシナリオのレンダリング中にエラーが発生する場合があります
- Topaz Video AIにおいて、一部のmodels for video enhancements使用時にエクスポートした動画が破損している場合があります
- Adobe After Effectsにおいて、プレビューウィンドウでの再生中にちらつきが発生する場合があります
- Cyberlink Power Directorにおいて、プレビューウィンドウやエクスポートした動画にテアリングやラグが発生する場合があります
▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)
- Adobe Premiere Proにおいて、8K AV1 Encodeを実行すると、出力映像が壊れている場合があります
- PugetBench for Davinci Resolve studio V19において、ベンチマークプリセットをExtendedに設定するとエラーが発生する場合があります
- Davinci Resolve Studio v19.0において、OpenVinoテストシナリオのレンダリング中にエラーが発生する場合があります
- Davinci Resolve Studio v19.0において、特定のAI/MLシナリオをレンダリングする際に、エラーが発生する場合があります
- Topaz Video AIにおいて、一部のmodels for video enhancements使用時にエクスポートした動画が破損している場合があります
- Horizon Zero Dawn Remastered (DX12)において、フレーム生成を有効にしていると、ゲームプレイ中にクラッシュする場合があります
- Adobe After Effectsにおいて、プレビューウィンドウでの再生中にちらつきが発生する場合があります
- Cyberlink Power Directorにおいて、プレビューウィンドウやエクスポートした動画にテアリングやラグが発生する場合があります
▼Intel Graphics Software
- Intel Graphics Software (以下、IGS)がクラッシュする場合があります。一時的な回避策として、IGSを再起動してください
- Windows10環境において、設定、環境設定(Preferences)、すべての設定のリセットオプションを使用すると、アプリケーションがクラッシュする場合があります。個々のページからは問題なく設定をリセットできます
- メトリックの選択(select metrics)ウィンドウで最初にメトリックを並べ替えたときに、アプリケーションがクラッシュすることがあります。その後、このクラッシュは発生しません
- VSync (垂直同期)およびLow Latency Mode (低遅延モード)が有効なになっていると、FPS LimiterがFPS (フレームレート)を制限しない場合があります
- Profile controls (プロファイルコントロール)が常にGlobal controls (グローバルコントロール)に優先するとは限りません
- ネイティブ解像度以外でディスプレイをスケーリングすると、意図しないスケーリングになる場合があります
- 特定のArc Bシリーズ製品において、Xeコア数が正しく表示されない場合があります
▼Intel Graphics Software Performance Tuning (BETA)
- 本機能はベータ版のため、予期せぬ動作をする可能性があります
- Performance Tuningを使用可能なデバイスが2つあるマルチGPU環境において、Performance Tuningのページでは各GPUごとの個別ではなく、一度に複数のデバイスに変更を適用する場合があります
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6460 / 6259ドライバ ダウンロードリンク
ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。