世界初、フルモジュラー式携帯ゲーミングPCが登場。CPUなどを後からアップグレードが可能。DIYキットとして発売予定
世界初となるフルモジュラー式の携帯ゲーミングPC (ゲーミングハンドヘルドPC)を自作した猛者が現れました。それがこちら。
上記の携帯ゲーミンングPCを自作したのはYouTubeチャンネルのPitstoptech。スペックは、Intel Core i7-1260P、16GBメモリ、512GB SSD、55Whバッテリー、7インチFHD(1080p)タッチスクリーン、WiFi&Bluetooth搭載、ステレオスピーカー搭載。ゲームパッド部分はNintendo Switchのように着脱が可能。
この携帯ゲーミングPC、メモリ、バッテリー、ストレージはもちろん、マザーボード(CPU含む)さえも自分で変更・アップグレードすることができます。
いったいどういう仕組みかと申しますと、Framework Computer社(以下、Framework社)が販売している、すべてのパーツを自分で交換可能なノートPC『Framework Laptop』のモジュラー式コンポーネントを採用しています。
上記例ではIntel Core i7-1260P CPUを搭載したマザーボードが使用されていますが、これをAMD Ryzen 7 7840U搭載マザーボードにしたり、バッテリーを61Whのものへと変えたりと、自由にカスタマイズできます。
さらに、今後、CPUの世代が進んで、より高性能なものが登場したら自分でアップグレードすることができます。(もちろん、Framework社が継続して発売したらですが)
Pitstoptechは、この携帯ゲーミンングPCのDIYキットの発売を予定しています。DIYキットにはFrramework社のコンポーネントを含んでおらず、好みに合わせて別途購入する必要があります。また、上記デザインはプロトタイプであり、製品版では「より良いものへとアップデートしたい」と述べています。