PCメーカーですらぼったくり価格でしか入荷できない。GeForce RTX 5090高すぎ問題
PCメーカーですらGeForce RTX 5090の入手に苦戦している模様です。
米PCメーカーPowerGPU CEOであるJese Martinez氏はX (旧Twitter)にて以下のように述べています。
GeForce RTX 5090は非常に入手困難なグラボです。システムインテグレーター(※筆者注: 日本で言うところPCメーカーやBTO PCメーカー)である私たちも入手に苦労しています。 GeForce RTX 5090の発売以来、最初のロットを入手するのに2~3週間かかりました。今は3月中旬ですが、流通業者からいわゆる『転売価格』のような高値で買わざるを得ない状況にあります。 現在、GeForce RTX 5090の入荷価格は3050~3100ドルが提示されています。しかもこれらは、GeForce RTX 5090の中でも下位モデルです。上位モデルではありません。 |
GeForce RTX 5090のNVIDIA希望小売価格(MSRP)は1999ドルからとされています。しかもこの価格は一般消費者向け価格です。にもかかわらず、PowerGPUによると、流通業者はその約1.5倍の3050~3100ドルをPCメーカーに提示しているとのこと。
PCメーカーですらこのようなぼったくり価格でしか入荷できないのなら、消費者向けの一般市場での価格が高値になるのも当然でしょう。
先日、NVIDIAは、GeForce RTX 5000シリーズの希望小売価格での販売に前向きの姿勢を示しました。一刻も早くこのような事態が改善されることを願うばかりです。