2020年7月15日頃からOutlookが起動しなくなる不具合。対処方法あり

WindowsUpdate

Outlook エラー

Microsoftは、2020年7月15日頃からOutlookが起動しなくなる不具合が発生していることを発表しました。

Outlook起動時にクラッシュ

2020年7月15日からOutlookの起動時にクラッシュするという症状が発生しています。この不具合を修正するための修正プログラムをロールアウトしましたが、世界中で利用できるようになるまでは時間がかかる場合があります。

Outlookは起動時に修正プログラムを自動的に検索します。複数回、Outlookを起動しても不具合が直らない場合は、1時間ほどOutlook Web Accessなどで代用してから再度試してみてください。

なお、この不具合は2020年7月15日に公開されたWindousUpdateのセキュリティ更新プログラムとは関係ありませんので、Outlookが起動しなくても、それらをアンインストールする必要はありません。

Microsoftによると、すでに修正プログラムの配信は始まっており、しばらくすればOutlook起動時に修正が適用されて直る模様です。

もし、なかなか修正プログラムが適用されず、お困りの場合は以下の手順を実行すればすぐに直すこともできます。

  1. コマンドプロンプト(管理者)を起動。
  2. 以下のコマンドを入力してエンター。
    "%Programfiles%\Common Files\microsoft shared\ClickToRun\officec2rclient.exe" /update user updatetoversion=16.0.12827.20470

このコマンドはOutlookのバージョンを16.0.12827.20470にロールバックするコマンドです。お急ぎの方はこちらをお試しくださいませ。