NVIDIA、RTX Voice Betaを公開。GPUを利用したノイズキャンセルアプリ
NVIDIAは、ボイスチャットやビデオ会議などからバックグラウンドノイズを除去するノイズキャンセルプラグイン、RTX Voice Betaを公開しました。RTX Voiceはその名のとおり、ノイズキャンセル処理にGPUが使用されます。
RTX Voiceを利用するためにはNVIDIAのRTX GPU (GeForceまたはQuadro)が必須とされており、410.18以降のドライバを適用したWindows10環境で動作します。以下、対応アプリケーションとセットアップ方法になります。
RTX Voice Beta対応アプリケーションとセットアップ
対応アプリケーション
- OBS Studio
- XSplit Broadcaster
- XSplit Gamecaster
- Twitch Studio
- Discord
- Google Chrome
- WebEx*
- Skype*
- Zoom*
- Slack*
*印があるアプリケーションはスピーカー出力で問題が発生するかもしれません。
セットアップ方法
- NVIDIA RTX Voiceのページ内の『Download the App.』よりRTX Voice Betaをダウンロードしてインストール。
- RTX Voiceの設定で使用するマイクとスピーカーを選択し、除去したいバックグラウンドノイズのチェックボックにチェックを入れる。
各アプリケーションごとの設定は以下のNVIDIA RTX Voiceのページよりご確認ください。2020年4月18日時点では英語ページしかありませんが、Google翻訳を通してもわかりやすい内容となっています。
- NVIDIA RTX Voice: Setup Guide (英語ページ)
NVIDIA RTX Voice: Setup Guide (Google翻訳を通した日本語ページ)
2020/4/23追記: RTX GPU以外でも使用する方法
海外の有志により、RTXじゃないGeForceやQuadroでも使用する方法が見つかりました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。