NVIDIAの次世代AI GPU、Rubinの情報がリーク。競合とのさらなる差を見込む

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Next AI GPU: Rubin

NVIDIAの次世代AI GPUである『Rubin』に関する情報が出てきました。YouTubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadが報じました。

Moore’s Law Is Deadによるリーク

NVIDIAの情報筋から、次世代AI GPUに関する情報を聞けたので紹介したい。

私たち(NVIDIA)は、AMDが2025年のAI分野での競争力を維持するために、MI400Xの早期リリースに向けて全力で取り組んでいると考えている。

とはいえ、MI400Xの準備が整うのは早くても2025年第1四半期(1~3月)であり、これはRubinとの戦いになることを意味する。そう、Vera Rubinは2025年半ばにローンチを予定しており、可能であればそれよりも早くに出したいと考えている。

RubinはHopperと似た世代になる。つまり、ゲーム用のRubin GPUはない。RubinはAIにおいて競合にさらなる差をつけるためのGPUだ。

[Source: Moore’s Law Is Dead

NVIDIAは2023年10月に、AI・HPC向けGPUのアーキテクチャの更新ペースを2年周期から1年周期へと変更したことを発表しました。その1か月後、kopite7kimi氏により、2025年のAI GPUアーキテクチャ名は天文学者のVera RubinにちなんでRubinアーキテクチャになるとリークされました。

NVIDIAロードマップ: 2025年の『X』は仮称で、実際にはRubinの『R』となる
NVIDIAロードマップ: 2025年の『X』は仮称で、実際にはRubinの『R』となる

GTC 2024でBlackwell AI GPUが発表され、Hopperから大幅な性能向上となりましたが、Rubinアーキテクチャを採用したR100やR200などではさらに競合との差を開かせる性能を見込んでいる模様です。

Rubin

Posted by にっち