NVIDIAもGeForce RTX 5000シリーズのMSRP維持に前向き。実現するのか
先日、AMDがRadeon RX 9070シリーズの希望小売価格(MSRP)の維持に前向きである姿勢を示しましたが、NVIDIAもGeForce RTX 5000シリーズに対して同様の姿勢を示しました。
NVIDIAのJustin Walker氏は、海外メディアのTweakTownを通じて以下のように述べています。
弊社(NVIDIA)はAIBパートナーだけでなく、小売パートナーとも緊密に協力して、希望小売価格(MSRP)で販売できるよう取り組んでいます。 それを実現するための最善の方法は、より多くの製品を供給することです。供給が需要に追いつき次第、価格は安定すると考えています。出荷量はすでに増加しています。 ― NVIDIA, Justin Walker |
日本国内においては、希望小売価格で販売されたGeForce RTX 5000シリーズ製品はすべていわゆる『アリバイ価格』でした。(※アリバイ価格とは、初回時に一部メーカー製品をごく少量だけ希望小売価格で販売して安く見せかける行為。実際に希望小売価格(アリバイ価格)で購入できる人はほとんどいない)
また、GeForce RTX 5090とGeForce RTX 5070 Tiに関しては、希望小売価格製品は1つも販売されず、『アリバイ価格』にすらなっていませんでした。
NVIDIA的にはパートナーと協力して希望小売価格で販売できるよう取り組んでいるとのことですが、誰もが希望小売価格で買える日はいつになるでしょうか。