NVIDIA、GeForce RTX 4090も12V-2x6へとひっそり変更。以前の12VHPWRコネクタから置き換え
GeForce RTX 4090 Founders Editionで使用されている12VHPWRコネクタが、ひっそりと12V-2x6コネクタへと変更されていることが判明しました。
12VHPWRコネクタの融解が問題視されているなか、PCI-SIGは12VHPWRとの後方互換を持つ新規格12V-2x6コネクタへの置き換えを進めています。12V-2x6の設計はまだ草案であるものの、NVIDIAはGeForce RTX 4070からひっそりとこのコネクタへと置き換えていることが先日明らかになりました。
左: 12V-2x6 / 右: 12VHPWR
そして今回、GeForce RTX 4090 Founders Edition (以下、FE)でも12V-2x6コネクタへと変更されていることが判明しました。2023年6月末にGeForce RTX 4090 FEを購入したRedditユーザーのprackprackprack氏が公開した写真がこちら。
12V-2x6へと置き換えられたGeForce RTX 4090 FE
prackprackprack氏が購入したGeForce RTX 4090 FEと、以前のGeForce RTX 4090 FEとを比較してみると以下のような具合です。
左: 新4090FE 12V-2x6 / 右: 旧4090FE 12VHPWR
prackprackprack氏が購入したものは、以前のものと比べてセンスピン(4ピン)が短くなっており、間違いなくコネクタが置き換えられていることが確認できます。
なぜ、置き換えるにいたったのか、その理由について、NVIDIAからのアナウンスはありません。