GeForce RTX 3000シリーズ、希望小売価格以下に。海外でも日本国内でも
GeForce RTX 3000シリーズのグラボ価格が、NVIDIA公式の希望小売価格(MSRP)以下になってきました。海外メディアのTom’s Hardwareが報じました。
グラフィックスカード価格は、ショップの新品でも、eBayの中古市場でも下がり続けている。GPUマイニングの衰退による影響が本格化しているようだ。 eBayでの中古価格は、2022年7月1日と2022年6月1日とを比較すると平均14％下落した。2022年1月1日からだと平均57％も下落している。 以下が、米国における2022年7月1日と1月1日の最低グラボ価格だ。
［Source: Tom’s Hardware］ |
eBayの中古市場は、GeForce RTX 3090 Tiが1387ドル、GeForce RTX 3090が1043ドル、GeForce RTX 3080 Tiが921ドルと、いずれもNVIDIA希望小売価格を大幅に下回っています。ただ、これら中古グラボは、マイニングで酷使されたものである可能性が非常に高いことには注意が必要です。
ショップでの新品価格も下がってきており、すべてではありませんが、一部、NVIDIA希望小売価格を下回るものが出てきています。この値下げは海外だけでなく、日本国内においてもNVIDIA希望小売価格を下回ってきています。
GeForce RTX 3000シリーズ - 新品国内価格
一例を挙げると、日本でのNVIDIA希望小売価格は、GeForce RTX 3080 Tiが175,800円、GeForce RTX 3080が109,800円ですが、2022年7月4日時点での国内最安値は、GeForce RTX 3080 Tiが148,500円、GeForce RTX 3080が107,800円となっています。