GeForce RTX 5090、PCIe 5.0と4.0でどれくらいの性能差がある?注意点も
GeForce RTX 5090はPCIe 5.0に対応しています。では、PCIe 4.0で接続すると性能にどのような差が出てくるのでしょうか。そのベンチマーク結果がこちら。
GeForce RTX 5090: PCIe 5.0 x16 vs. PCIe 4.0 x16
GeForce RTX 5090 [Sorce: TPU]
PCIe 5.0 x16 vs. PCIe 4.0 x16 (PCIe 5.0 x8)
GeForce RTX 5090をPCIe 5.0 x16とPCIe 4.0 x16 (PCIe 5.0 x8)で接続した場合、1080p、1440p、4K、いずれもPCIe 4.0 x16では1%の性能低下が見られました。
最高性能を求めるならPCIe 5.0 x16接続がベストですが、PCIe 4.0 x16でもほとんど影響はありません。PCIe 4.0 x16環境でも十分にGeForce RTX 5090の性能を引き出せるでしょう。
なんなら、PCIe 3.0 x16 (PCIe 5.0 x4)接続でも2~4%程度の低下しかありません。(この差を大きいと見るか小さいと見るかは人によるでしょうが)
ライザーケーブルを使用する場合は要注意
なお、ライザーケーブルを使用する場合はご注意ください。YouTubeチャンネルのHardware Canucksによると、PCIe 5.0スロットに、PCIe 4.0やPCIe 3.0向けのライザーケーブルを使用してGeForce RTX 5090を接続すると、ゲームの起動に失敗したり、ゲームのロード中にエラーが発生したり、最悪ブルースクリーンエラー(ブルースクリーンオブデス、BSoD)が発生する場合があるとのことです。
もし、PCIe 5.0スロットにPCIe 4.0やPCIe 3.0向けのライザーケーブルを使用する場合は、マザーボードのUEFI / BIOS設定で、PCIe 5.0スロットをライザーケーブルと同じ規格に変更してください。これで不具合の発生を回避できます。