デスクトップ版GeForce RTX 5050グラボが発売されるとの情報。エントリーレベルでもMFGで高fpsを体験できるか [Update 1: VRAMの追加情報]
デスクトップ版GeForce RTX 5050グラフィックスカード(グラフィックボード / グラボ)が発売されるとの情報が出てきました。海外メディアのWCCF TECHが報じました。
更新履歴 [記事初公開日: 2025/3/8] ① 記事最下部にVRAMに関する新たな情報を加筆。 [2025/3/9] [New] |
GeForce RTX 5060に関する情報を得られた。まず、GeForce RTX 5060に関してだが、情報筋によると、VRAMは8GB搭載し、消費電力(TGP)は145Wだという。発売時期は、2025年4月後半が見込まれている。 そしてBlackwell GPUのエントリー向け製品となるGeForce RTX 5050に関する情報も得られた。このグラボも8GBのVRAMを搭載し、消費電力はGeForce RTX 5060より10W低い135Wとされている。GPUの型番などその他詳細はまだ不明だ。 発売時期に関してはGeForce RTX 5050も2025年4月のリリースを目標にしているという。このグラボも『Ti』付きのGeForce RTX 5050 Tiと、無印のGeForce RTX 5050の2モデルで展開される可能性がある。 ― WCCF TECH |
2025年2月にZotacがGeForce RTX 5050をEECに登録しており、以前からその存在が噂されていました。そして、HPが公開したゲーミングノートPCの資料にはすでにGeForce RTX 5050 Laptop GPUが掲載されています。
今のところデスクトップ版GeForce RTX 5050の実在はまだ確認されていませんが、WCCF TECHによると、実際に発売されるとのこと。2025年4月の発売を目指しているとのことですが、はたしてどうなるでしょうか。
なお、上記は早期のリーク情報のため、まだ鵜呑みにはせず参考程度に見ておいてください。本当だったら発売が楽しみですね。安価なエントリーレベルでもDLSS 4 Multi Frame Generation (MFG)により高フレームレート(fps)を出せるならかなり魅力的な製品になりそうです。
< Update 1 > [2025/3/9] [New]
台湾メディアのBenchLifeによると、GeForce RTX 5050のVRAMはGDDR7ではなく、GeForce RTX 5000シリーズで唯一のGDDR6になることが見込まれているとのこと。
GPU | CUDA | クロック | VRAM | 消費電力 | |
RTX 5060 Ti | GB206 | TBC | TBC | 16GB / 8GB 128bit GDDR7 | 180W |
RTX 5060 | GB206 | TBC | TBC | 8GB 128bit GDDR7 | 145W? |
RTX 5050 | TBC | TBC | TBC | 8GB 128bit GDDR6? | 135W? |
※スペックはリークに基づく |
GDDR7でないなら、その分、コストも下がりそうですね。WCCF TECHは199~249ドルくらいになるのではないかと予想しています。