GeForce RTX 5000シリーズのネイティブ性能(DLSS未使用)が判明。前世代からどれくらい向上しているのか
DLSS未使用時のGeForce RTX 5000シリーズのネイティブ性能が判明しました。海外メディアのWCCF TECHが報じました。
GeForce RTX 5000シリーズ発表時、前世代から2倍の性能向上が謳われたが、これはDLSS 4 Multi Frame Generationを使用した場合の性能差だ。 では、DLSSを使用しない場合はどうなのだろうか。NVIDIAはCES 2025 Editor’s Dayにおいて、DLSSを使用せず、レイトレーシング有効時のネイティブパフォーマンスについても明らかにした。 NVIDIAによると、前世代と比較してGeForce RTX 5090とGeForce RTX 5080は15%、GeForce RTX 5070 TiとGeForce RTX 5070は20%ほど、パフォーマンスが向上としているという。 ▼DLSSなし、レイトレーシング有効時のゲームパフォーマンス差
これらの向上率はそれほど大きいとは感じないかもしれない。しかし、DLSS 4やNeural Rendering、Neural Shadingといった今後の技術サポート、さらにRTX Fur、RTX Hair、RTX Skinといった新しいRTX機能を考慮するなら、購入を検討する価値は十分にあると言える。 ― WCCF TECH |
NVIDIAは、GeForc RTX 5000シリーズ発売時点で75タイトルものゲームがDLSS 4 Multi Frame Generationに対応すると述べています。今後も対応タイトルは続々と増えていくでしょう。
GeForce RTX 5000シリーズは、DLSS 4 Multi Frame Generation対応ゲームにとっては非常に魅力的な製品です。フレームレートの向上が尋常じゃありません。その一方で、非対応ゲームにとってはそこまで魅力的に見えないかもしれません。
GeForce RTX 5000シリーズは、DLSS 4 Multi Frame Generationをどれだけ活用するかで、大きく評価が変わるグラボと言えそうです。