GeForce RTX 4080、VRAM速度が上昇。消費電力は340Wに。最終スペックを目指して微調整段階か
GeForce RTX 4080のスペックがアップデートされてVRAM速度が上昇した模様です。海外メディアのVideoCardzが報じました。
GeForce RTX 4080のスペックがアップデートされたようだ。ハードウェアリーカーのkopite7kimi氏は以下のように述べている。
これまで、GeForce RTX 4080のVRAM速度は21Gbpsになると言われていたが、より高速な23Gbpsへとアップグレードされた。また、消費電力は当初の420Wから340Wとなっている。変更はこの2点のみで、9728CUDA、VRAM容量16GBといったその他のスペックはこれまでと変わりない。 NVIDIAの生産サイクルに詳しくない人からすれば、kopite7kimi氏の頻繁なアップデートを疑問に思うかもしれないが、実際、NVIDIAは発売前にスペックを頻繁に変更をしている。そのため、このスペックもまだ最終的なものであると仮定するべきではない。 [Source: VideoCardz] |
GeForce | RTX 4090 | RTX 4080 | RTX 4070 |
GPU | AD102-300 | AD103-300 | AD104-400? |
SM | 128 | 76 | 60 |
CUDA | 16384 | 9728 | 7680 |
VRAM | 24GB G6X 21Gbps | 16GB G6X →23Gbps | 12GB G6X 21Gbps |
消費電力 | ~450W | →340W | 285W |
※各スペックはリークに基づく |
消費電力420Wと言われていたGeForce RTX 4080ですが、2022年8月上旬に320Wへと変更されました。そして、今回、若干消費電力が上がって340Wになると報じられました。8月上旬のアップデートより消費電力が増えていますが、その分、VRAM速度は21Gbpsから23Gbpsへと向上しています。
もちろん、VideoCardzも指摘しているように、これが最終的なものかどうかはまだわからないことには留意が必要です。ただ、変更幅は大分小さくなってきており、この辺のスペックをベースにして最終スペックを目指して微調整が行われているように見受けられます。