GeForce RTX 4080のゲームベンチマーク公開。性能は申し分なし、問題は価格
海外メディアのTechPowerUpにより、NVIDIA GeForce RTX 4080 16GBのゲームベンチマークが公開されました。そのリザルトがこちら。
仕様
RTX 4090 | RTX 4080 16GB | RTX 4070 Ti (?) | |
Process | TSMC 4N | TSMC 4N | TSMC 4N |
CUDA | 16384 | 9728 | 7680 |
Boost Clock | 2520MHz | 2505MHz | 2610MHz※ |
Base Clock | 2235MHz | 2205MHz | 2310MHz※ |
VRAM | GDDR6X 24GB | GDDR6X 16GB | GDDR6X 12GB |
Memory Interface | 384bit | 256bit | 192bit |
消費電力 (TGP) | 450W | 320W | 285W |
PCIe | 4.0 | 4.0 | 4.0 |
MSRP | $1599 | $1199 | $899 |
国内価格 | 298,000円 | 219,800円 | 164,800円 |
発売日 | 2022年 10月12日 | 2022年 11月16日 | 2023年 1月? |
※NVIDIAはクロックを四捨五入して記載しているため、実クロックは-5MHzとなる場合があります |
テスト環境
CPU: Ryzen 7 5800X (PBO Max有効)
メモリ: 16GB DDR4-4000 20-23-23-42
OS: Windows10 バージョン21H2
Resizable BAR: NVIDIA、AMD、IntelのグラボすべてでResizable BAR有効
GeForce RTX 4090 ゲームベンチマーク
アサシンクリード ヴァルハラ
サイバーパンク2077
ELDEN RING (エルデンリング)
Dying Light 2
バトルフィールドV
Control
Watch Dogs: Legion
The Witcher 3
Metro Exodus
25タイトルでの平均フレームレート
▼ 1920 x 1080
▼ 2560 x 1440
▼ 3840 x 2160
(Source:TechPowerUp)
まとめ
GeForce RTX 4080は、前世代のGeForce RTX 3080 10GBと比較して、1080pで平均27.6%、1440pで平均37.6%、4Kで平均49.3%ものフレームレートの向上を見せています。特に4Kでの伸びは凄まじく、約1.5倍もパフォーマンスアップしています。それでいて、消費電力は320Wと、GeForce RTX 3080 10GBと変わりありません。
パフォーマンスは申し分なく、消費電力も前世代からの据え置きと、非常に好印象なグラボですが、問題はそのお値段。
GeForce RTX 3080 10GBの希望小売価格は税込109,800円からでした。しかし、GeForce RTX 4080 16GBの希望小売価格は税込219,800円からとなっており、GeForce RTX 3080の2倍もの値付けがされています。
魅力的なグラボではあるものの、ゲームのために、グラボ1枚に22万円もの金額を出せるかどうかは中々に人を選びそうです。