RTX 4000シリーズは最大16ピンx2の電力食い仕様!?RTX 3090 TiのPCBから判明
GeForce RTX 3090 TiのPCB(基板)は、GeForce RTX 4000シリーズにも対応するようです。そして、GeForce RTX 4000シリーズのハイエンドモデルは、RTX 3090 Ti以上に電力食いであることが見えてきました。海外メディアのVideoCardzが報じました。
GeForce RTX 3090 TiのPCBは、さらに強力なGPUにも対応するよう設計されている。噂では、『ADA』のコードネームで呼ばれている次世代GPUのAD102にも対応しているという。GA102とAD102は、ピンに互換性があることがNVIDIAのボードパートナーより伝えられている。 GeForce RTX 3090 TiのPCBが次世代GPUに対応していることを示す根拠は肉眼でも確認できる。PCBを見てみると2つ目の補助電源コネクタと多くのコンポーネントが欠落している。
450WのAD102だとこれで問題ないのだろうが、600Wと噂されているAD102では追加のコンポーネントが確実に必要になる。 GeForce RTX 3090 Tiと同様、GeForce RTX 4000シリーズのハイエンドモデルでも、PCIe Gen 5 16ピンコネクタ(『12+4ピンコネクタ』や『12VHPWRコネクタ』とも呼ばれる)が採用されるはずだ。GeForce RTX 4090クラスのグラボは、デフォルトの消費電力が600Wになると噂されており、より高い電力要件を持つカスタムボードでは2つの16ピンコネクタが必要になることも想定される。GeForce RTX 3090 TiのPCBが、2つの補助電源コネクタに対応しているのはこれが理由だろう。 [Source: VideoCardz] |
かねてより、GeForce RTX 4090は消費電力600Wで電力食いになると噂されていましたが、今回の報道により真実味を帯びてきました。オーバークロックモデルなどでは、さらに消費電力が上がって16ピンコネクタが2本必要になるケースも想定されているようです。