GeForceドライバセキュリティ情報 October 2023 公開。計7件の脆弱性
NVIDIAは、2023年10月31日(現地時間)付けで、GeForceドライバのセキュリティ情報October 2023を公開しました。
NVIDIAによると、Windows用GeForceドライバには、コード実行、サービス拒否、特権昇格、データ改ざんなど、計7件の脆弱性があるとのこと。公開された脆弱性は以下。
- CVE-2023-31027 / CVSS: 8.2 / 深刻度: 重要
権限の昇格 - CVE-2023-31019 / CVSS: 7.8 / 深刻度: 重要
クライアントのセキュアコンテキストに偽装 - CVE-2023-31017 / CVSS: 7.8 / 深刻度: 重要
コード実行、サービス拒否、権限の昇格、情報漏えい、データ改ざん - CVE-2023-31016 / CVSS: 7.3 / 深刻度: 重要
コード実行、サービス拒否、権限の昇格、情報漏えい、データ改ざん - CVE-2023-31020 / CVSS: 6.1 / 深刻度: 警告
サービス拒否、データ改ざん - CVE-2023-31022 / CVSS: 5.5 / 深刻度: 警告
サービス拒否 - CVE-2023-31023 / CVSS: 5.5 / 深刻度: 警告
サービス拒否
CVSSスコア(最大10点)はもっとも高いもので8.2。深刻度『重要』が4件、『警告』が3件。『緊急』はありません。
これらの脆弱性は、以下のドライババージョン(以降)へとアップデートすることで修正されます。
- Windows10 64bit / Windows11 64bit
- GeForce Game Readyドライバ: 546.01
- NVIDIA Studioドライバ: 546.01 / 2023年11月1日(現地時間)公開予定
- Kepler専用(GTX 600 / 700等。750 TI、750、745除く)
セキュリティアップデートドライバ: 474.64(標準) / 474.64(DCH)
- Windows7 64bit / Windows8.1 64bit
- Windows7 64bit / 8.1 64bit用セキュリティアップデートドライバ: 474.66