NVIDIA次世代GPU、Blackwellの続報
NVIDIAの次世代GPUとされるBlackwellについて、複数の続報が出てまいりました。
NVIDIA関連の情報に定評のあるハードウェアリーカー、kopite7kimi氏は以下のように述べています。
GA100とGH100を経て、GB100ではついにMCM (チップレット)を採用するらしいです。 Blackwellのユニット数(GPCやTPCなど)が大幅に増加することはありませんが、ユニット構造に大きな変更があります。 [Source: kopite7kimi 1 / 2] |
kopite7kimi氏によると、AI・データセンター・HPC向けとされるGB100 GPUではついにMCMを採用するとのこと。HPC向けBlackwellがMCMになるという話は以前にRedGamingTechからもリークされており、この話に信憑性が増しました。
また、kopite7kimi氏は、Blackwellのユニット数(SM / CUDA数)の増加は少ないものの構造に大きな変更があると述べており、アーキテクチャの大幅な刷新が期待されます。
kopite7kimi氏はプロセスについても言及しており、以下のように述べています。
Revegnus: NVIDIAがSamsungの3nmプロセスノードを採用して2025年に量産する可能性があるといわれていますが、これは本当ですか? kopite7kimi: ジェンスン・ファンCEOが(TSMCからSamsungへと)変更する極めて可能性は低いです。 [Source: kopite7kimi] |
kopite7kimi氏によると、NVIDIAがSamsungの3nmを採用する可能性は低いとのこと。kopite7kimi氏は、BlackwellはTSMCのプロセスで製造されると考えているようです。
Blackwell GPUは、GB100シリーズとGB200シリーズの2種類があるとされており、前者はHPC向け、後者はモノリシックのゲーミングGPU向けと噂されています。ゲーミングGPUとなるGeForce RTX 5000シリーズは、2025年の登場といわれています。