MSI、ブルースクリーンエラーの不具合をBIOSアップデートで修正。8月23日のWindowsUpdateを適用するとPC起動時にBSoDになる問題

WindowsUpdate

ブルースクリーンエラー (BSoD)

MSIは、同社製Intel 600 / 700シリーズチップセットマザーボード環境で発生しているブルースクリーンエラーの不具合の続報を発表しました。

最新BIOSを適用したMSI製Intel 600 / 700シリーズチップセットマザーボード環境において、2023年8月23日にWindowsUpdateに配信された更新プログラムをインストールすると、Windows10 / Windows11起動時に『UNSUPPORTED_PROCESSOR』のブルースクリーンエラー(BSoD)が表示される不具合が発生しています。

本件について、MSIは2023年9月6日付け(現地時間)で以下の続報を発表をしました。

『UNSUPPORTED_PROCESSOR』のBSoDをBIOSアップデートで修正

当社(MSI)製Intel 600および700シリーズマザーボードにおいて、以下のWindows用更新プログラムをインストールすると、『UNSUPPORTED_PROCESSOR』というエラーメッセージとともにBSoDが表示される不具合が発生しており、当社とIntelはこの不具合の解明に取り組んでまいりました。

  • Windows11 22H2: KB5029351
  • Windows11 22H1: KB5029332
  • Windows10 22H2: KB5029331

調査の結果、この不具合の根本的な原因はIntelハイブリッドアーキテクチャのファームウェア設定に起因していることが判明しました。この不具合は、上記更新プログラムをインストールしたIntel第13世代Raptor Lake Core i9プロセッサー環境で発生します。

当社は、この不具合をBIOSアップデートで修正いたします。新しいBIOSにはマイクロコードのアップデートが含まれており、本BIOSを適用することで、以後、『UNSUPPORTED_PROCESSOR』のBSoDは発生しなくなります。

現在、一部のマザーボードでこの新しいBIOSをご利用いただけます。2023年9月末までには、すべての当該マザーボードにこの新しいBIOSのリリースを予定しています。

[Source: MSI

2023年9月7日時点では、以下のマザーボード用のBIOSが公開されています。

本不具合にお困りの方は、上記リンクよりダウンロードをどうぞ。