MSI、Ryzen 3000でのSmart Access Memory対応BIOSを公開
MSIは、AMD 500シリーズチップセットマザーボード向けAGESA COMBO PI V2 1.2.0.1 beta BIOSを公開しました。本BIOSには、Ryzen 3000シリーズでのSmart Access Memory (SAM)のサポートが含まれています。
SAMはCPU ⇔ VRAM間を効率よくアクセスするための機能で、Radeon RX6000シリーズとRyzen 5000 / 3000シリーズとの組み合わせで使用すると、最大16%ものフレームレート向上が見込めるとされています。対応するCPUは全てのRyzen 5000シリーズと、Ryzen 5 3400GとRyzen 3 3200Gを除くRyzen 3000シリーズ。
また、本BIOSには、AIDA64を回した際にL3キャッシュの帯域幅が遅くなる問題にも対処されています。
AIDA64 - AGESA COMBO PI V2 1.2.0.0 vs. 1.2.0.1
AGESA COMBO PI V2 1.2.0.1 beta BIOSに対応するマザーボードは以下。
BIOSはMSI Webサイトの各マザーボードページよりダウンロードが可能となっています。