MSI、STAPMの不具合を修正したAM5マザーボード用BIOSアップデートを公開。Ryzen 8000Gシリーズのパフォーマンス向上
MSIは、STAPMの不具合を修正したAM5マザーボード用BIOSアップデートを公開しました。
STAPM (Skin Temperature Aware Power Management)とは、主にモバイルやノートPC向けの温度および電力管理機能。しかし、AMDが誤ってデスクトップAPUであるRyzen 8000Gシリーズでこの機能を有効にしており、一定時間負荷が続くと予期せずに性能が低下します。
MSIは2024年2月7日付けでこの不具合を修正したX670EおよびB650マザーボード用BIOSアップデートを公開しました。
上記BIOSアップデートを適用することで、STAPMが無効になり、Ryzen 8000Gシリーズのパフォーマンスが向上します。
2024年2月8日現在、X670E GAMING PLUS WIFI、B650 GAMING PLUS WIFI、PRO B650シリーズ用のBIOSアップデートが公開されています。まだすべての製品用のBIOSは公開されていませんが、順次公開されるでしょう。また、近いうちに他社マザーボードメーカーからも公開されるでしょう。
ダウンロードはMSIのサイトからどうぞ。