Microsoft 365 Officeアプリが非アクティブ化される不具合。修正を展開

WindowsUpdate

Microsoft Office

Microsoft 365 Officeアプリにおいて、非アクティブ化される不具合が発生していたことを発表しました。

不具合概要

Microsoft 365 Officeアプリ(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)において、製品が非アクティブ化された(される)というエラーが表示される場合があります。

▼エラー例 (筆者注: 英語を翻訳しているため、日本語環境では表現が微妙に異なると思います)

  • 『何月何日にWord (またはExcel等のOffice製品名)のほとんどの機能が無効になります』
    非アクティブ化されたというエラー
  • 『Microsoft 365ライセンスはまもなく無効になります』
    非アクティブ化されたというエラー

この不具合は、管理者によるライセンス設定の変更により、発生する場合があります。具体的には以下のような場合。

  • ライセンスグループの変更により、ユーザーが別のグループに移動した場合
  • ユーザーレベルでライセンス / 製品の割り当ての変更を行った場合。例えばOffice 365 E3サブスクリプションからMicrosoft 365 E3サプスクリプションへの変更など
  • ユーザーを削除して、同じライセンスグループ、または異なるライセンスグループへユーザーを再追加した場合
  • ユーザーのライセンス、またはサービスプランの切り替えた場合
  • 管理者がユーザーに対して、Microsoft 365サブスクリプションの『最新バージョンのデスクトップアプリ』(Latest version of Desktop Apps)サービスプランを無効にした場合

修正

Microsoftは、この不具合を修正するために2024年12月20日(現地時間)にMicrosoftのサービス側に修正パッチを展開しました。これ以降、本不具合は発生しないはずですが、万が一にも発生した場合は下記の対処方法・回避策をお試しください。

対処方法・回避策

バナーの『再アクティブ化』(原文「Reactivate」。日本語表記では異なるかもしれません)ボタンを押してサインインをすれば再アクティブ化されます。

または、Microsoft 365アプリ(Outlookを含む)からサインアウトして、すべてのアプリを一度閉じてください。その後、Microsoft 365アプリを再起動して再度サインインしてください。

それでも問題が解決しない場合は、管理者に連絡して、サブスクリプションの有効期限切れを確認してください。

Posted by にっち