Microsoft、将来的に『Windows バックアップ』の非表示オプションを追加。使用できない環境向けに
Microsoftは、特定の環境向けに『Windows バックアップ』を非表示にするオプションを追加することを発表しました。
『Windows バックアップ』とは、Windows10およびWindows11に実装されている文字通りのバックアップ機能。Windows10には2023年8月23日のプレビューリリースKB5029331から実装されました。
この機能は一般的なWindows環境であれば使用できますが、Microsoft Entra ID (Azure Active Directory / AAD)ユーザーおよびActive Directory (AD)ユーザーは、「This feature is not supported by your organization.」(この機能は組織でサポートされていません)というエラーメッセージが表示されて使用できません。
使用できない環境においてこの機能は不要ですが、システムコンポーネントのため削除することはできません。
特定環境では『Windows バックアップ』を選択しても使用できない
スタートメニューから削除もできない
一部のIT管理者は、この使えない機能のせいでユーザーからの問い合わせが増えると不満を述べています。
Microsoftは、この問題への対処として、将来のアップデートで使用できない環境向けに『Windows バックアップ』を非表示にするオプションを追加するとのことです。
2024/2/19追記
Microsoftはこの問題に対処しました。詳細は以下の記事をご覧ください。