Microsoft Updateカタログが『https』に対応。更新プログラムをワンクリックでダウンロードできるように
Microsoftは、Microsoft Updateカタログをひっそりと『https』に対応させました。
Microsoft Updateカタログとは、WindowsUpdateに降ってくるセキュリティアップデートやプレビューリリース、その他、各種更新プログラムなどを手動でダウンロードできるMicrosoft公式ページ。
しかし、Microsoft Updateカタログのページ自体は『https』なものの、ファイルのダウンロードページが『http』のため、問題が発生していました。
Googleは、かねてより『https』ページから『http』コンテンツのダウンロードをブロックするよう進めており、これが影響して、Google ChromeやMicrosoft Edge等のChromium系ブラウザからMicrosoft Updateカタログ内の『http』ダウンロードリンクを左クリックをしてもダウンロードができなくなっていました。
ダウンロードするためには、ダウンロードリンクを右クリックして『名前を付けてリンク先を保存』を選択し、『∨』を左クリックして、『継続』を選択するという非常に面倒な手順が必要になっていました。
これまで、Microsoft Updateカタログからダウンロードするためにはこの手順が必要だった
現在、Microsoft Updateカタログのダウンロードリンクは全てデフォルトで『https』へと変更されており、こういった手順は不要になりました。ダウンロードリンクを左クリックするだけでダウンロードができます。
なお、『http』でのダウンロード自体は無効にされていないため、何かしらの理由で『http』を使用したい場合は、ダウンロードリンクを『http』に変えることで引き続き『http』経由でのダウンロードも可能です。