Microsoft、Copilotの旧ショートカットキーを復活か。［Windows］+［C］キーを再検討。別アプリの割り当ても可能に
Microsoftは、Copilotの旧ショートカットキーの復活を検討している模様です。
以前、Microsoftは、［Windows］ + ［C］キーをCopilotのショートカットキーとして割り当てていました。しかし、2024年6月のWindows11 24H2 Insider Previewで、このショートカットを廃止・削除しました。
その当時のMicrosoftの発表が以下。
Copilotがタスクバーにピン留め可能なアプリへと進化する一環として、［Windows］ + ［C］キーボードショートカットを廃止しました。 ― Microsoft |
Microsoftによると、Copilotが普通のアプリと同じように動作するようになったため、ショートカットキーを廃止したとのこと。普通のアプリになったらショートカットキーを廃止にする、という理屈はいまいちよくわかりませんが、とにかく［Windows］ + ［C］キーでCopilotが起動しなくなりました。
しかし、それからしばらくして、Microsoftはいつの間にか［Alt］ + ［スペース］キーでCopilotを起動できるショートカットを導入しました。［Windows］ + ［C］キーの廃止はなんだったのか、という気がしなくもありません。
そして現在、［Windows］ + ［C］キーには何も割り当てられていませんが、Microsoftは再びCopilotを割り当てることを検討しているようです。
Windows11 Insider Programを解析しているphantomofearth氏は以下のように述べています。
Microsoftは［Windows］ + ［C］キーのキーボードショートカットの復活させる実験を行っています。このショートカットキーは［Copilot］キーと同じ動作をするため、設定をカスタマイズすることができます。 (Windows11 Insider Previewには)「［Copilot］キーまたは［Windows］ + ［C］キーを押したとき動作を選択してください」(という記述が含まれています。) |
phantomofearth氏によると、Microsoftは［Windows］ + ［C］キーを、［Copilot］キーと同じ挙動にする実験を行っているとのこと。上記記述の含まれる具体的なInsider Previewのチャネル・バージョン情報までは提供されていません。
［Copilot］キーはCopilotの起動以外にも別のアプリを割り当てたりすることができます。このまま実装されれば［Windows］ + ［C］キーも同様に、Copilotの起動だけでなく別アプリの割り当てができるようになるでしょう。
なお、上記はまだInsider Preview版での段階のため、そのまま通常版のWindows11にも実装されるかどうかは定かではありません。