Microsoft、KB4023057を配信。21H1公開に備えてか
WindowsUpdate
2021年4月21日頃から、一部のWindows10環境にKB4023057が配信されているとの報告が複数出ています。
KB4023057はWindows10の大型アップデート前に配信されることが多く、アップデートに備えて以下のような色々な準備をしてくれます。
KB4023057 |
・問題が検出された場合、ネットワーク設定のリセットを試みて、更新プログラムの正常なインストールを妨げるレジストリキーをクリーンアップします。 ・破損したコンポーネントを修復する場合があります。 ・重要な更新プログラムをインストールするのにストレージの空き容量が少ない場合は、その旨のトースト通知を表示したり、ユーザープロファイル内のフォルダやファイルを圧縮する場合があります。 空き容量が少ないというトースト通知
ユーザープロファイルが圧縮されるとこのようなアイコンが表示される
・更新プログラムの正常なインストールを妨げる恐れがある場合、WindowsUpdateのデータベース(履歴)をリセットする場合があります。 |
KB4023057は同じKB番号で何度も配信されます。おそらく、2021年5月頃に公開と噂されているWindows10 バージョン21H1に備えて配信されているのでしょう。
なお、KB4023057は全ての環境に同時に配信されるわけではなく、降ってくるタイミングは環境によりけりです。