Microsoft、7~8.1のプロダクトキーを完全にブロック。古いキーでWindows11やWindows10の新規ライセンス認証ができなくなる
Microsoftは、Windows7 / 8 / 8.1のプロダクトキーでの、Windows10およびWindows11の新規ライセンス認証を完全にブロックしました。海外メディアのThe Vergeが報じました。
2023年9月末、Microsoftは、Windows7 / 8 / 8.1のプロダクトキーでWindows10やWindows11のライセンス認証ができなくなる旨を発表したが、その時点ではまだWidows7 / 8 / 8.1のプロダクトキーを使用できた。 今日、Windows11 22H2のクリーンインストール時にいくつかのWindows7のプロダクトキーを試してみたところ『有効なデジタル ライセンスまたはプロダクト キーをお持ちでないため、このデバイスの Windows をライセンス認証できません。』というエラーメッセージが表示されてライセンス認証ができなかった。 Microsoftに問い合わせたところ、今週の時点でWindows7 / 8 / 8.1のプロダクトキーは完全にブロックされているという。 なお、過去にWindows7 / 8 /8.1からWindows10 / 11へとアップグレードしたPCや、Windows7 / 8 /8.1のプロダクトキーでWindows10 / Windows11のライセンス認証を行ったPCは引き続きデジタルライセンスが使用できる。 [Source: The Verge] |
先日、MicrosoftはWindows7 / 8 / 8.1のプロダクトキーでWindows10およびWindows11が使えなくなったと発表しました。しかし、その時点ではドイツメディアのDeskmodde.deの検証ではまだプロダクトキーを使用できていました。今回、The Vergeが試したところ、プロダクトキーは使用できなくなっており、Micosoftもブロックしたことを認めたそうです。
気になったのでWindows11のクリーンインストールを試してみましたが、過去にWindows7のプロダクトキーでWindows11のライセンス認証を行ったPCでは問題なくデジタルライセンスが認証されました。
一度でも認証済みであればクリーンインストールしても再認証される
The Vergeも言っているように、一度でもWindows10 / 11のライセンス認証をしたPCはクリーンインストールをしても引き続きデジタルライセンスが付与されて今後も問題なく使用できます。
しかし、今後、新PCに新規インストールするような場合は、もうWindows7~8.1のプロダクトキーでライセンス認証ができないそうです。