Windows11のタスクマネージャーのメモリ速度表記が変更
Microsoftは、Windows11のタスクマネージャーのメモリ速度表記を変更しました。
現在、Windows11のタスクマネージャーのメモリ速度は『MHz』と表記されています。
しかし、Windows11 Insider Preview Betaチャネル Build 22635.3570 (KB5037008)では『MHz』から『MT/s』へと変更されました。
近年ではメモリ速度を表す際、『MHz』よりも『MT/s』の方がより正確であるとされています。ちょっとした変更ですが、時代の流れに沿った良い改善と言えるでしょう。
この変更は段階的にロールアウトされており、すぐには表示されません。もし、すぐにでも『MT/s』表記へと変えたい場合、Windows11 Insider Preview Betaチャネルユーザーの方は、以下の手順で変えることができます。
- まずはWindows Updateを実行してWindows11 Insider Preview Betaチャネルに最新の更新プログラムをインストールしてください。
- ViVeToolをダウンロードして任意のフォルダにインストール(zipファイルの中身をコピー)してください。
- コマンドプロンプト(管理者として実行)を起動して、ViVeToolをインストールしたフォルダに移動してください。仮にCドライブの『vive』というフォルダにインストールしていたなら『cd c:\vive』と入力してエンターを押してください。
- 『vivetool /enable /id:38476224,48380607,48433719』と入力してエンターを押してください。(無効に戻したい場合は、『enable』の部分を『disable』に変更してください)
- PCを再起動してください。これで『MT/s』表記に変わります。
この変更はまだInsider Preview版のみの実装ですが、特に問題がなければ通常版のWindows11へも実装されるでしょう。