Edgeが閉じられなくなったりゲームがラグる不具合。原因はスタートアップブースト
Microsoft Edgeに追加された機能『スタートアップ ブースト』を有効にしていると、Edgeの動作がおかしくなったり、ゲームパフォーマンスが悪化するといった不具合報告が出ています。
『スタートアップ ブースト』が有効だとEdgeが閉じられなくなったりゲームがラグる
ユーザーによる不具合報告
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『スタートアップ ブースト』とは、Edgeの起動速度を向上させる機能。この機能が有効になっていると、Edgeが常に最小限のプロセスでバックグラウンドで動作し続けて起動が速くなります。メモリが4GB以上の環境、もしくは、SSDまたはTrimとSeek PenaltyのあるHDD + メモリ1GB以上の環境で、Edgeがデフォルトのブラウザに設定されていると自動的に有効になります。しかし、この機能が有効だと、上記のような不具合が発生するとの報告がMicrosoft Tech Commnityに寄せられています。
現在、Microsoftは不具合の修正に取り組んでおり、スタートアップブーストはデフォルトで無効に設定されています。特に何もいじっていない場合はそのままで問題ありませんが、もし、手動でスタートアップブーストを有効にしている方は、無効にしておいた方が良いでしょう。
また、Edgeを使わない人にとってはまったく無意味な機能で、わずかではあるものの無駄にリソースが消費されるため、今後、修正されて再びスタートアップブーストが有効へと変更された際には、Edgeを使わない場合は無効にしておいた方が良いでしょう。(または、デフォルトのブラウザを変更するか) 無効化方法は簡単です。
Edgeのアドレスバーに『edge://settings/system』と入力して、『スタートアップ ブースト』のトグルスイッチをオフにすれば無効化完了です。