Microsoft Edgeが落ちる・クラッシュする不具合。ESETに起因。対処方法あり [Update 2: 修正]
Microsoft Edgeが落ちる・クラッシュする不具合が発生しています。
更新履歴 [記事初公開日時: 2023/2/13 AM11:57] ① ESETが本不具合について発表しました。内容を改訂。 [2023/2/13 PM18:59] ② 記事下部に修正された旨を加筆。 [2023/2/16 PM14:04] [New] |
不具合概要
2023年2月11日頃から、Microsoft Edge (バージョン110)を起動して、すぐ、あるいはしばらくするとブラウザがクラッシュする不具合が発生しています。この不具合は、アンチウイルスソフトのESETを使用している環境で発生します。また、Google Chrome (バージョン110)でもこの不具合が発生する場合があるとされています。
この不具合が発生するESET製品およびプログラムは以下。
対象ESET製品
- 個人向け製品
- ESET インターネット セキュリティ(まるごと安心パックを含む)
- ESET スマート セキュリティ プレミアム
- 法人向けサーバー・クライアント用製品
- ESET PROTECT Essential クラウド
- ESET PROTECT Entry クラウド
- ESET PROTECT Advanced クラウド
- ESET PROTECT Complete クラウド
- ESET PROTECT Essential オンプレミス(旧名称:ESET Endpoint Protection Standard)
- ESET PROTECT Entry オンプレミス(旧名称:ESET Endpoint Protection Advanced)
- ESET PROTECT Essential Plus オンプレミス
- ESET PROTECT Advanced オンプレミス
- ESET PROTECT MDR
- ESET PROTECT Enterprise
- 法人向けクライアント専用製品
- ESET オフィス セキュリティ
対象ESETプログラム
- 対象プログラム
- ESET Smart Security Premium
- ESET Internet Security
- ESET Endpoint Security
対処方法・回避策
現在、ESETは本不具合を調査中とのことです。修正されるまでの間、以下の対処方法A~Cのいずれかをご検討ください。
対処方法A
以下の< Step 1 >から順に実施し、不具合が解消されるかどうかご確認ください。
< Step 1 >
ESETの『設定』 → 『セキュリティツール』と進んでください。
その中にある、『すべてのブラウザーを保護』をオンにしてPCを再起動してください。これでブラウザが落ちなくなるかどうかご確認ください。多くの場合、これで解消されたとの報告が出ています。
なお、ESET Endpoint Security V9以前をお使いの場合、本設定はありませんので、Step 2からお試しください。
< Step 2 >
Step 1で解消しなかった場合は、『保護されたWebサイトリダイレクトを有効にする』を無効にしてください。
< Step 3 >
Step 1~2でも解消しなかった場合は『セキュアブラウザーを有効にする』を無効にして、PCを再起動してください。
対処方法B
対処方法Aで直らなかった場合は、ESETのアップデートをロールバックすればこの不具合は発生しなくなります。あるいは、ESET自体をアンインストールすることでも解消します。
対処方法C
会社のPCとか、何かしらの事情でESETの設定を変更できない場合は、ほかのブラウザをお使いください。
修正 [2023/2/16] [New]
ESETは、本不具合を修正しました。詳細は以下の記事をご覧ください。