Copilotが勝手にアンインストール(削除)される不具合。Windows11、Windows10で発生中。KB5053598、KB5053602、KB5053606に起因
Microsoftは、Copilotが勝手にアンインストールされる不具合が発生していることを発表しました。
不具合概要
一部のWindows11 24H2 / 23H2 /22H2およびWindows10 22H2環境において、日本時間で2025年3月12日にWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラムをインストールすると、『Microsoft Copilot』が勝手にアンインストール(削除)される場合があります。その際、『Microsoft Copilot』のタスクバーのピン留めも消えます。
なお、この不具合は『Microsoft Copilot』でのみ発生しており、『Microsoft 365 Copilot』では発生しません。
この不具合が発生するOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。
- Windows11 24H2
KB5053598 (2025年3月12日公開 セキュリティ更新プログラム) - Windows11 23H2 / 22H2
KB5053602 (2025年3月12日公開 セキュリティ更新プログラム) - Windows10 22H2
KB5053606 (2025年3月12日公開 セキュリティ更新プログラム)
ちなみにですが、筆者環境でもこの不具合が発生しました。
対処方法・回避策
この不具合が発生した場合の対処方法として、Microsoft Storeで『Microsoft Copilot』を検索してダウンロード・再インストールし、必要に応じて手動でタスクバーにピン留めするようMicrosoftは案内しています。
Microsoft Storeで『Microsoft Copilot』を検索・インストール
現在、Microsoftはこの不具合の修正に取り組んでいるとのことです。