Microsoft、Windows10にEdgeの広告をまた追加。今度は検索ボックスに。ゴリ押ししすぎ
Microsoftは、Windows10にMicrosoft Edgeの広告を"また"追加しました。
2023年5月以降、Windows10環境において、検索ボックスを開いた際に以下のような表示がされる場合があります。
検索ボックスの『推奨』という項目に「Microsoft Edgeは、生産性を考慮して構築されました」「Microsoft の推奨設定を復元します。Edge を既定のブラウザーとして設定します。」と記されています。これが何かと申しますと、Microsoft Edgeの広告です。『適用』ボタンを押すと、Microsoft Edgeとともに既定のアプリの変更ウィンドウが開きます。
この広告は、既定のブラウザをMicrosoft Edge以外にしていると表示される場合があります。Microsoftは、どうしてもユーザーにMicrosoft Edgeを使わせたいようです。
Microsoftは、これまでもOS上のあらゆる場所で、あらゆる方法でMicrosoft Edgeを使わせようとゴリ押ししてきました。
既定のブラウザがMicorosft Edge以外だと、『設定』画面でMicrosoft Edgeに変更を促したり、
既定のブラウザをMicrosoft Edgeへと変更を促す表示
ブラウザを変えようとした際に「Microsoft Edge をお試しください。Windows 10 のために生まれた、まったく新しい高速なアプリです。」と表示して変更を考え直すよう促したり、
最悪なのが、スタートメニューに「まだFirefoxを使っているのですか? Microsoft Edgeはここにあります」と、ほかのブラウザをディスって自社ブラウザをプッシュしたり、
ありとあらゆる方法でMicrosoft Edgeをゴリ押ししてきて、目に余るうざさを見せています。
本当に良いブラウザであれば、こんなことをしなくても自然とユーザーが増えます。Micorsoft Edgeに「No」を突きつけてほかのブラウザを選択しているのにはそれなりの理由があります。そういう人に対してこのようなゴリ押しは逆効果としか言いようがありません。ただただ、うざいだけで、ますますMicrosoft Edgeに対して不信感と嫌悪感を抱くだけでしょう。
Microsoftが考えを改めてくれることを願ってやみません。