Microsoft 365の無料体験を拒否したらクレカ情報入力画面へ。最低最悪のバグをぶち込む
Microsoftが最低最悪のバグをぶち込んできました。
Redditユーザーのwhatsurissuebro氏がWindows10をインストールして再起動したところ、『デバイスのセットアップを完了しましょう』画面が表示されて、進めて行くとMicrosoft 365の全画面広告が表示されました。この広告には『Try for free』(無料で試す)ボタンと、『No, thanks』(拒否)ボタンが右下にあります。
whatsurissuebro氏は『No, thanks』ボタンを押して拒否したにも関わらず、Microsoft 365の使用およびクレジットカード情報の入力画面が表示されました。また、画面の右下には『Start trial, buy later』(体験開始、後で購入)というボタンが表示されました。
これら、一連の様子の動画がこちら。
海外メディアのWindows Latestが匿名のMicrosoft関係者から得た情報によると、この挙動は意図的なものではなく、バグで、『Try for free』と『No, thanks』のボタンの挙動が逆になっているとか。
2023年2月5日時点でこの不具合の情報はまだMicrosoftからは発表されていません。意図的でないのなら、Microsoftは早急にこの不具合の情報を公開して修正するべきです。
whatsurissuebro氏は「ボタンが入れ替わっていることに気づければキャンセルできますが、技術的な知識がない人はどうでしょうか。ご年配の方がこの広告に遭遇したら、不幸な結果として毎月(※Microsoft 365 Familyは月9.99ドルなので、おそらく『年間』の間違い)100ドル以上請求される恐れがあります」と述べています。