Micron、向こう5年間のGDDR7メモリロードマップを公開。2GBと3GBのメモリモジュールを投入
Micronは、向こう5年間のGDDR7メモリロードマップを公開しました。それがこちら。
Micronメモリロードマップ
Micronによると、GDDR7は2024年前半に投入するとされており、上記ロードマップにも2024年4~5月頃にGDDR7 (最大32Gbps)が位置しています。メモリモジュールは16Gbitと24Gbitが予定されています。
16Gbitのメモリモジュールは1チップあたり2GB。一方、24Gbitのメモリモジュールは1チップあたり3GBとなっており、組み合わせ次第では今までになかったおもしろい容量のメモリ構成が見られるかもしれません。
そして、2026年にはGDDR7の速度は36Gbpsへと達していることが見込まれています。上記ロードマップにはGDDR7と書かれていますが、マーケティング名はGDDR7Xとして登場するかもしれません。
GeForce RTX 5000シリーズで採用が見込まれるGDDR7
NVIDIAの次世代アーキテクチャBlackwellを採用したGeForce RTX 5000シリーズではGDDR7が採用されると以前からリークされています。2023年7月にSamsungがいち早くGDDR7を完成させ、すでにNVIDIAにサンプリングを行っています。
その一方で、Micronは、投入時期が2024年前半とされていることから、GeForce RTX 5000シリーズにはMicronではなくSamsung製GDDR7を主に採用すると噂されています。