大手メモリメーカー各社、DDR3メモリの製造を終了
大手メモリメーカー各社がDDR3メモリの製造を終了しました。中国メディアのIT之家が報じました。
SamsungがDDR3メモリの製造を終了し、2024年第2四半期(4~6月末)に出荷を終了すると顧客に通知した。SK hynixも製造を終了したに等しい状況となっている。Micronは製造終了には至っていないが、出荷量を大幅に減らしている。 大手メモリメーカー3社が、程度の差こそあれDDR3メモリに注力しなくなったのは、HBM3とDDR5メモリの需要を受け、そちらに注力しているためだ。HBMやDDR5メモリは、DDR3メモリよりも利益率が高いため、こちらに注力するのも頷ける。 DDR3メモリの供給減少に伴って、ここ最近のDDR3メモリ価格は20%上昇した。2024年後半にはさらに上昇することが見込まれている。DDR3メモリは今でもWi-Fiルーターやモニターなど、一部の機器で使用されている。 |