次世代の中国国産CPUはIntel第12~13世代ミドル~ハイエンドに競合?本当に?Loongson社が3B6600Mを発表
次世代の中国国産CPU『Loongson 3B6600M』は、Intel第12~13世代のミドルレンジ~ハイエンドモデルに競合すると報じられました。中国語圏メディアの快科技が報じました。
Loongson 3B6600MはLoongson社が現在開発中の中国国産の次世代CPUだ。このCPUは7nmプロセスノードのx86プロセッサーと同等のパフォーマンスに達すると予想されている。具体的にはIntel第12~13世代のミドルレンジからハイエンドモデルに競合すると見られている。 Loongson社は最大動作クロックを3.0GHzへと引き上げることを目標に開発を行っているほか、x86バイナリ変換命令を増やし、Windowsシステムとアプリケーションのスムーズな動作の実現と市場の拡大を目指している。 また、Loongson社は9A1000と呼ばれるGPGPUの開発にも取り組んでおり、そのパフォーマンスはAMD Radeon RX 550に匹敵することが見込まれている。サンプルは2025年前半に完成予定だという。 ― 快科技 |
現行世代の3A6000は独自命令を採用しているためWindowsには対応していませんが、次世代の3B6600Mではx86バイナリ変換命令を増やしてWindowsへの対応を目標にしているとのこと。
また、3B6600Mの性能はIntel第12~13世代のミドルレンジ~ハイエンドCPUに競合するとされていますが、はたして本当にそこまでの性能を実現できるのでしょうか。なお、3B6600Mの発売時期については言及されていません。