タスクバーが消える・表示されない不具合。KB5034765インストール後に発生 [Update 1]
2024年2月14日にWindowsUpdateに配信されたWindows11用セキュリティ更新プログラムKB5034765をインストールすると、タスクバー消える・表示されないとの不具合報告が複数件出ています。
更新履歴 [記事初公開日: 2024/2/15 AM00:04] ① 記事下部に追加情報を加筆。 [2024/2/15 PM13:01] [New] |
不具合概要
KB5034765をインストールした一部環境において、タスクバーが消えるとの不具合報告が出ています。また、スタートメニューも開かなくなります。この不具合は、2024年1月24日に配信されたプレビューリリースKB5034204でも報告されています。
なお、この不具合はあくまでも一部環境でのみ発生しているものであり、すべての環境で発生するものではありません。また、発生する詳細な条件等も明らかになっていません。現時点では報告数は多くなく、何らかのアプリ等の競合や環境依存の可能性が高いものと思われます。
対処方法・回避策
この不具合の一時的な対処方法は2つあります。
対処方法A
OSが立ち上がったらタスクマネージャー([CTRL] + [SHIFT] + [ESC])を起動して、『エクスプローラー』(explorer.exe)を右クリックして『再起動』を選択してください。1回再起動してもタスクバーが表示されなかった場合は、もう1回再起動してください。これでタスクバーが表示されます。
対処方法B
KB5034765をアンインストールしてください。2024年1月24日に配信されたプレビューリリースKB5034204もインストールしているならそれもアンインストールしてください。手順は以下。
▼更新プログラムのアンインストール方法 |
これでタスクバーが表示されるようになります。なお、KB5034765はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。
Update 1: 追加情報 [2024/2/15 PM13:01] [New]
この不具合が発生する場合、KB5034765を一度アンインストールして、再インストールすると直ったとの報告が出ています。(ただし、それで直らなかったとの報告もで出ています) Redditでは、Microsoftがこの不具合を修正したKB5034765へと差し替えた報告されていますが真偽は不明です。本不具合にお困りの方はアンインストール → 再インストールをお試しください。