KB5017328インストール後にさまざまな不具合。アプリが固まる、BSoD、音が途切れるなど

WindowsUpdate

Windows Issue

2022年9月14日にWindowsUpdateに配信されたWindows11用セキュリティ更新プログラムKB5017328をインストールした一部環境において、アプリケーションがクラッシュしたり固まったり、ブルースクリーンエラー(BSoD)になるなど、さまざまな不具合が発生しています。

KB5017328適用後、アプリがクラッシュしたりハングしたり、最悪BSoDが発生

ユーザーによる不具合報告

  • KB5017328をインストールしてからアプリケーションがハングアップしたり、クラッシュしたり、I/Oエラーが発生するなどの問題が出ています。
  • 私もこの更新プログラムをインストールしてから4回もクラッシュしました。すべての動画で音が途切れ途切れになります。3Dアプリケーションは起動するだけでクラッシュします。ロールバックしました。
  • 私も同じ不具合が発生しています。CPU使用率も高いまま下がりません。
  • KB5017328をインストールしてからBSoDが2回発生しました。さらにストレージに書き込むことすらできません。KB5017328をアンインストールしたら安定しました。
  • 私の場合、VALORANTなどでラグやfpsの低下といった不具合が発生しました。KB5017328をアンインストールすると直りました。

上記報告はRedditに寄せられており、一部のユーザーがアプリのクラッシュやハング、動画の再生に問題や、BSoDの発生などを訴えています。

この不具合は一部環境でのみ発生しており、全ての環境で発生するものではありません。また、詳細な発生条件は判明していません。

不具合の回避策・対処方法

KB5017328をアンインストールすることで、不具合が発生しなくなったと報告されています。不具合にお困りの方は一時的な回避策としてアンインストールをお試しください。アンインストール手順は以下。

▼更新プログラムのアンインストール方法

  1. 『スタートボタン』 → 『設定』 → 『Windows Update』 → 『更新の履歴』 → 『更新プログラムをアンインストールする』を選択。
  2. 当該更新プログラムを右クリックして『アンインストール』を選択すればアンインストールされます。
    WindowsUpdate更新プログラムのアンインストール方法
  3. アンインストール後は、更新プログラムが再び入ってこないように更新プログラムを一時停止しておきましょう。『更新の一時停止』から停止する期間を選択。
    Windows11 - WindowsUpdateを一時停止

なお、KB5017328はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。