スタートメニューが開かない不具合。Windows11で発生。KB5015882 / KB5015814 / KB5014668に起因
2022年7月12日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 バージョン21H2用セキュリティ更新プログラムKB5015814や、7月22日配信のプレビューリリースKB5015882などをインストールした一部環境において、スタートメニューが開かない不具合が発生しています。
不具合概要
2022年6月24日公開のプレビューリリースKB5014668以降をインストールした一部環境において、スタートメニューが開かない不具合が発生しています。スタートボタンをクリックしたり、Windowsキーを押してもスタートメニューが開かない場合があります。
この不具合の影響を受けるOSバージョンと、不具合を内包する更新プログラムは以下。
- Windows11 バージョン21H2
KB5015882 (2022年7月22日 プレビューリリース)
KB5015814 (2022年7月13日 セキュリティ更新プログラム)
KB5014668 (2022年6月24日 プレビューリリース)
対処方法・回避策
この不具合は、Known Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)を使用して修正されます。一般的なPC環境や、企業や組織に管理されていないPC環境の場合、放っておいても最大で24時間以内に自動的に修正されます。PCを再起動すると、早く修正される場合があります。
企業や組織等で管理されているPCでは、以下の特別なグループポリシーをインストールして設定することで解決できます。
詳細は『グループ ポリシーを使用して既知の問題ロールバックを展開する方法』(日本語ページは機械翻訳で意味不明な箇所あり。英語ページはこちら)をご覧ください。