KB5012170のインストールに失敗する不具合。0x800f0922エラーが発生。Windows10やWindows11等にて [Update 1]
Microsoftは、2022年8月10日にWindowsUpdateに配信されたKB5012170のインストールに失敗する不具合が発生していることを発表しました。
更新履歴 ① 『追加情報』の項目を加筆。KB5012170適用後、PCが起動しなくなる場合あり。 [2022/8/17] [New] |
不具合概要
KB5012170は、セキュアブート(Secure Boot)の脆弱性を修正するための更新プログラム。この更新プログラムをインストールしようとすると、一部環境において0x800f0922エラーでインストールに失敗する場合があります。
この不具合の影響を受けるOSは以下。
- クライアント:
Windows11 バージョン21H2、Windows10 バージョン21H2、Windows10 バージョン21H1、Windows10 バージョン20H2、Windows10 Enterprise LTSC 2019、Windows10 Enterprise LTSC 2016、Windows10 Enterprise 2015 LTSB、Windows8.1 - サーバー:
Windows Server 2022、Windows Serverバージョン20H2、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012
対処方法・回避策
KB5012170をインストールする前に、マザーボードのBIOS / UEFIを最新のバージョンへとアップデートすることで、この不具合を回避できる場合があります。
追加情報 [2022/8/17] [New]
KB5012170をインストールすると、一部環境において、PCが起動しなくなるという不具合が発生しています。詳細は以下の記事をご覧ください。
KB5012170インストール後にPCが起動しない不具合。ブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合も
修正予定
Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のリリースで修正を予定しています。