KB5008212のインストールが失敗する不具合。0x8007000d、0x800f0988エラーなど
一部環境にて、2021年12月15日に公開・配信されたWindows10 21H2 / 21H1 / 20H2 / 2004用セキュリティ更新プログラムKB5008212のインストールが失敗するという不具合が発生しています。
KB5008212のインストールが失敗する
ユーザーによる不具合報告
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上記報告はMicrosoftコミュニティやRedditに寄せられており、『0x800f0988』『0x8007000d』といったエラーでKB5008212のインストールに失敗するとの報告が出ています。
これらのエラーは必ず起こるわけではなく、あくまでも一部環境でのみ起こっている現象であることはご留意ください。今のところ報告数は少なく、環境依存の可能性は高いものと思われます。
過去の例では再度WindowsUpdateを実行してみるとインストールに成功する場合があります。ただ、何度やっても失敗すると報告されており、現在のところ、これらのエラーが発生した際の明確な解決策は判明していません。
こういったエラーコードが表示された場合、Microsoft公式の対策としては、トラブルシューティングを実行するよう案内しています。手順は、『スタートボタン』 → 『設定』 → 『更新とセキュリティ』 → 『トラブルシューティング』 → 『追加のトラブルシューティング ツール』 → 『Windows Update』を選択して『トラブルシューティング ツールの実行』を選択し、トラブルシューティングの実行が完了したら、PCを一度再起動して、再びWindowsUpdateを実行してください。
なお、WindowsUpdateを実行しても『0x800f0988』『0x8007000d』などのエラーが出ずに、0%や20%台などで止まっているだけなら、単に時間がかかっているだけなので、気長にお待ちください。今回のアップデートは環境によっては(主に低スペック)最長3時間くらいかかるとの報告が出ています。