印刷時のブルースクリーンエラー(BSoD)を修正。KB5001567 / KB5001566が緊急リリース [Update 2]
2021年3月16日、Microsoftは、印刷時にブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する不具合を修正したWindows10 バージョン20H2 / 2004用KB5001567および1909用KB5001566を緊急リリースしました。
2021年3月10日に配信された20H2 / 2004用KB5000802または1909用KB5000808を適用すると、印刷時に『APC_INDEX_MISMATCH』エラーのBSoDが表示されて強制的に再起動がかかり、印刷ができないという不具合が発生していました。
今回、配信されたKB5001567とKB5001566はこの不具合に対処したもの。これらの更新プログラムをインストールすることで、印刷時のBSoDは発生しなくなります。WindowsUpdateにオプションの更新プログラムとして来ていますので、お困りだった方はインストールをどうぞ。
KB5001567 / KB5001566はオプションで来ている
なお、これらの更新プログラムでBSoDは発生しなくなりますが、その他の印刷に関する不具合は修正されていません。例えば、印刷時に左右だけ印刷されて中央が抜けていたり、スキャナー経由での印刷が正常に動作しなかったりなど。詳細は以下の記事をご覧ください。
印刷の不具合、KB5001567 / KB5001566で完全に直らず。画像の中抜け、白紙印刷など。回避策あり
◆ 追記 [2021/3/19] ◆ |
正常に印刷されない不具合は、2021年3月19日に配信された20H2 / 2004用KB5001649、1909用KB5001648にて修正されました。詳細は以下の記事をご覧ください。 |
更新履歴 ① KB5000802 / KB5000808を適用していないとWUに降ってこない旨の記述を削除(適用していなくても降ってくるようになりました)。BSoDの不具合は修正されたものの、その他の印刷の不具合は修正されていないことが判明、その旨加筆。[2021/3/16] ② KB5001649 / KB5001648にて、正常に印刷されない不具合が修正された旨を追記に加筆。[2021/3/16] [New] |