Excel等でファイルが開かない不具合。KB5001567、KB5000802、KB4601382が原因。回避策あり [Update 2]
Microsoftは、ExcelやWordなど、Microsoft Officeアプリケーションでファイルを開こうとすると『メモリまたはディスクの空き容量が不足しているため、ドキュメントを開いたり、保存したりできません。』というエラーが表示されてファイルが開けない不具合が発生していることを発表しました。
Microsoftによると、この不具合はMicrosoft Storeから入手したMicrosoft Officeアプリケーションで、保護ビューを有効にしてファイルを開いた場合にのみ発生するとのこと。
Microsoftは、本不具合をKnown Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)を使用して修正すると述べており、放っておいても最大で24時間以内に自動的に修正されます。
もし、中々修正されずお困りの場合は、保護ビューを無効にすることでも、開けるようになります。
また、不具合の原因となっているのは、2021年3月16日に配信されたWindows10 20H2 / 2004用緊急リリースKB5001567、3月10日のセキュリティアップデートKB5000802、2月25日のプレビューリリースKB4601382のため、これらの更新プログラムをアンインストールすることでも不具合は発生しなくなります。
更新履歴 ① 本不具合は放っておいても自動的に修正されるため、記事を加筆・修正。 [2021/3/16] ② 緊急リリースKB5001567でも発生する旨を加筆・修正。 [2021/3/18] [New] |