KB4598229適用後、自動修復がループする不具合
一部環境にて、2021年1月13日に公開・配信されたWindows10 バージョン1909用KB4598229をインストールするとWindowsが正常に起動しなくなるという不具合報告が出ています。
『自動修復の準備をしています』がループする
ユーザーによる不具合報告
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上記報告はRedditに寄せられており、一部環境でKB4598229の適用後にPCが起動しなくなり、『自動修復の準備をしています』がループする場合がある模様です。
ただ、KB番号を明示しているのは一人だけのため、もしかしたら20H2 / 2004用KB4598242でも発生するかもしれません。
今のところ報告数は少ないため、環境依存の可能性は高いものと思われます。
もし、同様の不具合にお悩みの場合は、アップデートをアンインストールして『dism /Image:C:\ /Cleanup-Image /RevertPendingActions』(『C:\』の部分は環境によって異なります。『D:\』だったりそれ以外の場合もあります)コマンドを実行すれば起動するようになるとのことなのでお試しください。
上記のように『更新プログラムのアンインストール』からアンインストールができれば良いのですが、報告ではできなかったとのことなので、その場合はこちらの記事の手順で手動でのアンインストールをお試しください。
また、Windows10 バージョン1909にはKB4598242以外にもKB4535680というセキュアブートの脆弱性修正パッチも配信されています。こちらが悪さをしているということも考えられるため、もし、KB4598229のアンインストールだけで直らなかった場合は、KB4535680のアンインストールもお試しください。
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