KB4592438 / KB4592449のインストールに失敗したりBSoDが発生 [Update 1]

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一部環境にて、2020年12月9日に公開・配信されたWindows10 バージョン20H2 / 2004用KB4592438、1909 / 1903用KB4592449のインストールに失敗したり、インストール後にBSoDが発生するという不具合報告が出ています。

更新履歴
① BSoD発生原因の一つが判明。その旨加筆。 [2020/12/19] [New]

KB4592438 / KB4592449のインストールに失敗したり、インストール後にBSoDが発生する

ユーザーによる不具合報告

  • KB4592438をインストールしようとすると、0x800f0988エラーで失敗します。OSは20H2です。
  • 2週間前にWindows10 20H2をインストールしたばかりですが、0x800f081fエラーでKB4592438のインストールに失敗します。
  • KB4592449のインストールに失敗します。
  • KB4592438をインストール後、BSoDが発生するようになりました。KB4592438のアンインストール後はシステムが安定するようになりました。PC環境はCore i9-10900K / GeForce RTX 3080です。
  • KB4492449をインストール後、システムがBSoDループに陥りました。幸いにもWindows回復環境からこの更新プログラムをアンインストールすることで、Windowsが起動するようになりました。
  • アップデートを適用してからMEMORY_MANAGEMENTやSYSTEM_SERVICE_EXCEPTIONのBSoDが頻発するようになりました。私の友人にも同様の現象が発生しています。

上記報告は海外のMicrosoftコミュニティとRedditに寄せられており、一部環境でKB4592438 / KB4592449のインストールの失敗や、インストール後にBSoDが発生している模様です。ただ、報告件数は少なく、環境依存の可能性は高いものと思われます。

もし、同様にBSoDの不具合が発生している場合は、更新プログラムをアンインストールすることで発生しなくなるとのことなので、20H2 / 2004の方はKB4592449を、1903 / 1909の方はKB4592449のアンインストールをお試しください。

ただし、これらの更新プログラムはセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

BSoD発生原因の一つが判明 [New]

BSoDが発生する原因の一つが判明しました。Reddit (1 / 2)によると、Corsairのデバイス用ユーティリティ、Corsair Utility Engine (iCUEになる前の古いバージョン)と競合している模様です。お使いの方はお気をつけください。前もってアンインストールしておきましょう。報告によると、最新のiCUEではBSoDは発生しないとのことです。

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