Internet Explorer 11、2022年6月にサポート終了
Microsoftは、Windows10 Pro / HomeにおけるInternet Explorer 11 (IE11)のサポートを日本時間で2022年6月16日に終了することを発表しました。
MicrosoftはかねてよりOffice 365および他アプリでのIE11のサポートを、2021年8月18日に終了すると発表していました。そして今回、IE11自体のサポートも2022年6月16日で終了することがアナウンスされました。
サポート終了となるのは以下のプラットフォーム。
◆サポート終了対象製品
・Windows10 クライアントSKU (20H2以降)
・Windows10 IoT (20H2以降)
逆にサポート終了の対象外で、引き続きサポートが継続されるのは以下のプラットフォーム。
◆サポート終了の対象外
・Microsoft EdgeのInternet Explorerモード
・Internet Explorerプラットフォーム (MSHTML/Trident)
・以下のOSで動作するInternet Explorer 11
Windows8.1
Windows7 ESU
Windows10 Server SAC (全バージョン)
Windows10 IoT LTSC (全バージョン)
Windows10 Server LTSC (全バージョン)
Windows10 クライアント LTSC (全バージョン)
Microsoftは後継ブラウザとしてはMicrosoft Edgeを推奨しており、Internet Explorerモード(IEモード)を使用すれば企業や組織等のIEベースで構築されているレガシーアプリを引き続き利用できるとされています。IEモードを使用するにあたっては、以下のページを一読するよう、Microsoftは案内しています。
- Internet ExplorerモードのWebサイト (英語)を確認する
Forrester ConsultingのTotal Economic Impact推計ツールを使用して、Microsoft EdgeとIEモードの費用対効果を独自に分析し、入門ガイドにアクセスしてみてください。 - Getting Startedガイドを確認する
チェックリストや解説ビデオを提供しているほか、展開、Webサイト、アプリ互換性に関するサポートが受けられるFastTrackやApp Assureなどの無償サポートをご紹介しています。 - エンタープライズモードサイト一覧を再利用する
Internet Explorerで作成したリストを利用できます。エンタープライズモードサイト一覧を再利用すれば、IEモードの設定作業の一部を省略できます。一覧をお持ちでない場合は、IEモード構成ツール (英語)で作成します。
なお、Microsoft EdgeのIEモードは少なくとも2029年まではサポートが予定されています。このほか、IE11のサポート終了にあたってQ&AをMicrosoftは公開しています。