Xeon w9-3595XがGeekbenchに掲載。Intelの次世代ワークステーションCPU。前世代からコア数が増加
Intelの次世代ワークステーション向けCPUとなるXeon W-3500シリーズ最上位モデル、Xeon w9-3595XがGeekbenchに掲載されました。そのリザルトがこちら。
Geekbench
Xeon w9-3595X シングル1611 マルチ17118
Xeon w9-3595Xのコア数は60C120T。前世代のXeon w9-3495Xは56C112Tでしたが、そこから4C8T増加しています。動作クロックはベースクロックが4.6GHzと記されていますが、まず間違いなくこれは誤りです。前世代のXeon w9-3495Xはベース1.9GHz、ターボ4.8GHzでした。正しく読み取れていないか、ターボクロックと誤認しているようです。
Xeon w9-3595Xのベンチマークスコアはシングルが1611、マルチが17118ポイント。Xeon w9-3495Xと比較すると以下。
- Xeon w9-3595X (60C120T)
シングル1611 マルチ17118 - Xeon w9-3495X (56C112T)
シングル2088 マルチ18872
Xeon w9-3595Xは、Xeon w9-3495Xよりもシングルが22.9%、マルチが9.3%低いスコアを示しています。おそらくはまだ完全には最適化されていないのでしょう。
Xeon W-3500シリーズはまだIntelから発表されていませんが、リザルトが掲載され始めたことを考えると、そう遠くないうちに発表されることが期待されます。