Wildcat Lakeのコア構成がリーク!P-Coreを採用!?Alder Lake-NやTwin Lakeの後継になる?ならない?

CPU

Intel Wildcat Lake Image

Wildcat Lakeを覚えているでしょうか。その仕様がリークされました。

Wildcat Lakeとは、2024年10月に税関データサイトの輸送記録に掲載されたBGA1516 (32 x 25mm)を採用したCPU。

Intel Wildcat Lake / BGA1516
Intel Wildcat Lake / BGA1516

詳細は不明ですが、Alder LakeのE-Core (Gracemont)のみで構成されたAlder Lake-NやTwin Lakeが、ほぼ同サイズの35 x 24mmのBGA1262を採用していることから、その後継CPUになることが予想されています。

で、そのWildcat LakeのスペックがハードウェアリーカーのJaykhin氏によりリークされました。Jaykhin氏は、Wildcat LakeのCPU構成は以下のようになると述べています。

Wildcat LakeのCPU構成


Wildcat Lake (WCL): 2P+0E+4LPE+2Xe

Jaykhin氏によると、Wildcat Lakeは、2P-Core + 0E-Core + 4LP E-Core (+2 Xe Core (iGPU))の計6コア構成になるとのこと。

Twin Lake最上位のIntel N355およびAlder Lake-N最上位のIntel N305は8E-Core構成でした。しかし、Wildcat Lakeは大幅に構成が異なり2P-Core + 4LP E-Coreになる模様です。

ここまで構成が異なっていると、Wildcat LakeがTwin Lake / Alder Lake-Nの後継CPUとなるのかどうか少々疑問です。もしかしたらNxxxシリーズとは別系統(別名称)のCPUになる可能性も考えられます。

余談ですが、Twin Lake / Alder Lake-Nは、4コアモデルがTDP6W、8コアモデルでも7~15Wと、素晴らしい省電力性能のCPUです。Wildcat Lakeがこれらの後継モデルとして登場するのであれば、同様の省電力性能を期待したいところです。(現時点でWildcat LakeのTDPはまだ不明です)

WildcatLake

Posted by にっち