Intel、12VHPWRコネクタは4スプリング設計の使用を推奨。温度上昇を低減できるとし
GeForce RTX 4000シリーズやRTX 3000シリーズなどに使用されている12VHPWRコネクタケーブルは、3ディンプル設計と4スプリング設計の2種類がありますが、後者の方が優れている模様です。
Intelは12VHPWRコネクタに関するドキュメントを公開しており、以下のように述べています。
12VHPWRケーブルプラグ内の端子には、3ディンプル設計ではなく、4スプリング設計を使用することが推奨されます。4スプリング設計は3ディンプル設計よりも電流を流すための接触面積が大きいため、各端子の温度上昇を低減させることができます。 [Source: Intel] |
ASTRON社製: 3ディンプル / NTK社製: 4スプリング
Intelによると12VHPWRコネクタは4スプリング設計の方が温度上昇を低減できるとし、そちらの使用を推奨しています。
一消費者としては、温度上昇を低減できるなら4スプリング設計のコネクタを使用したいところですが、製品にそういったことが記載されているわけではないため中々難しいところです。
なお、以前問題になったGeForce RTX 4090の12VHPWRコネクタが融解する件に関しては、コネクタが完全に挿入されていないことが原因とされており、3ディンプル / 4スプリングの違いについては言及されていません。