Intel第13世代Raptor Lake-Sハイエンドモデルは24C32T

CPU

Intel Processor

BAPCo CrossMarkベンチマークのデータベースに、ES版Intel Raptor Lake-Sが掲載されました。それがこちら。

BAPCo CrossMark - Intel Raptor Lake-S (ES)

BAPCo CrossMark - Intel Raptor Lake-S (ES)
CrossMark - Intel Raptor Lake-S

CPUOverallProductivityCreativityResponsiveness
Raptor Lake-S(ES)1591145118041442
Core i9-12900K2376225524862430
Ryzen 9 5950X1694167217461609

ベンチマークスコアはCore i9-12900KやRyzen 9 5950Xよりも低めですが、ES版なのでこの辺は仕方なしでしょう。そして注目点はそのコア数。24コア32スレッドと記されています。

以前より、Raptor Lakeは最大8P-Core(8C16T) / 16E-Core(16C16T)で計24C32Tになるとされていましたが、今回掲載されたリザルトによりその情報が正しかったことが示されました。

 Alder Lake-SRaptor Lake-SMeteor Lake-S
コア/スレッドP-Core:8C16T
E-Core:8C8T
P-Core:8C16T
E-Core:16C16T
P-Core
アーキテクチャ
Golden CoveRaptor CoveRedwood Cove
E-Core
アーキテクチャ
GracemontGracemontCrestmont
プロセスIntel 7
(旧名: 10nm)
Intel 7
(旧名: 10nm)
Intel 4
(旧名: 7nm)
発売2021年Q42022年Q4?2023年

Raptor Lake-Sは、Alder Lake-SからE-Coreが倍増しており、これだけでもかなりのパフォーマンスアップが見込まれますが、P-CoreもRaptor Coveアーキテクチャへと刷新されるため、非常に高いマルチスレッド性能が期待できそうです。

RaptorLake

Posted by にっち