Intel、Z690とB660チップセットを早々に製造終了か
Intelは、Z690とB660チップセットを早々に製造終了する模様です。中国語圏メディアのMydrivers.com (快科技)が報じました。
情報筋によると、Intelは最近、Z690およびB660チップセットの製造終了を各メーカーに通知したという。 Z690チップセットは2021年10月に第12世代Coreプロセッサーと共にデビューしたが、まだ1年半も経っていない。B660は2022年1月に発売されて、ちょうど1年ほどが経過した。 両チップセットが早々に製造終了となるのは驚きだが、Z690 / B660とZ790 / B760とであまり差がないため、古い方を廃止するというのは理に適っている。 一方、エントリーレベルのH610は長く使われるようだ。 [Source: Mydrivers.com] |
Z690とZ790とを比較すると、以下のような具合です。
最大レーン数はどちらも38レーンですが、Z690はPCIe 3.0が16、PCIe 4.0が12レーン、一方、Z790はPCIe 3.0が8、PCIe 4.0が20レーンとなっています。また、Z790はUSB 3.2 Gen 2x2 (20GB)ポートが、Z690よりも1ポート多く、最大5ポートとなっています。
どちらも大きな差はなく、最新世代へと一本化するのは妥当な判断と言えるでしょう。
なお、Intelからの正式発表はまだないため、Mydrivers.comの報道はあくまでもリーク情報として見ておいてください。